NPO法人 接着剤・接着評価技術研究会
2023年度 第3回研究会
講演1 代表的接着継手の応力分布および破壊条件について
開催日時:2023年12月14日(木) 14:20~15:00
開催場所:工学院大学 新宿キャンパス 28階 第2会議室
〔鈴木接着技術研究所 鈴木靖昭〕
〔講演プログラム〕
1.接着仕事Waから計算される接着強度計算値と接着強度実験値との関係
1.1 各ポリマーの接着仕事Waと接着剤の表面張力γLとの関係
1.2 接着仕事Waから計算される接着強度と実際の接着強度との比較および両者間に大きな差が生じる理由
2.各種接着継手
2.1 各種接着継手形式
2.2 接着部に加わる外力の種類
3.重ね合せ接着継手の応力分布と破壊条件
3.1 重ね合せ継手の応力分布 (弾性解析解および弾性有限要素解析結果)
3.2 重ね合せ継手の弾塑性FEM応力解析結果に基づいた実験結果の検討例
3.3 Al重ね合せ継手の引張せん断試験結果およびFEM解析による検討例
3.4 重ね合せ接着継手の破壊条件(まとめ)
4.スカーフおよびバット継手の応力分布と破壊条件
4.1 接着層内の単純化応力
4.2 接着端における応力の相似性(FEM応力解析結果)
4.3 接着継手の大部分の領域における応力の均一性(FEM応力解析結果と単純化応力の一致))
4.4 ぜい性および弾塑性接着剤を用いたスカーフおよびバット継手のスカーフ角度と破壊条件との関係
4.5 同上の各接着継手における接着層破壊条件とSEM観察破面の一致
5.はく離応力分布と強度との関係
5.1 応力分布の特徴とはく離接着強度との関係
5.2 はく離接着強度を増加させるための条件
6.バットおよびスカーフ接着継手の接着層厚さと接着強度との関係(特異応力場の強さによる評価結果の紹介)
7.重ね合せ接着継手の重ね合せ長さと接着強度との関係(特異応力場の強さによる評価結果の紹介)
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