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日本接着学会 平成２８年接着実用化ワーキング講演会
２０１６年１２月２日（金）１３：３０～１７：１５
鈴木靖昭の講演テーマおよび講演項目
１３：４０～１５：１０ 異種材料接着接合継手の信頼性・耐久性評価と寿命予測法
１．接着接合部の故障確率と安全率との関係
1.1 接着接合部の経年劣化による故障発生のメカニズム（ストレス－強度のモデル）
1.2 接着接合部の希望故障確率確保に必要な安全率の計算法
1.2.1 ストレス（負荷応力）が一定の場合の希望故障確率確保のための安全率の決定法
1.2.2 ストレス（負荷応力）が変動する場合の接着継手の故障確率の確保のために必要な安全率の決定法
1.2.3 接着強度の変動係数実測値
1.2.4 ストレス（負荷荷重）の変動係数について
２．接着接合部の温度，応力および湿度などのストレスに対する耐久性評価，加速試験および寿命推定法
2.1 接着接合部の劣化の要因ならびに加速試験と加速係数
2.1.1 接着接合部劣化の要因
2.1.2 加速試験と加速係数
2.1.3 加速試験条件の決定方法
2.2 アレニウス式（温度条件）による劣化，耐久性加速試験および寿命推定法
2.2.1 化学反応速度式と反応次数
2.2.2 濃度と反応速度および残存率との関係
2.2.3 材料の寿命の決定法
2.2.4 反応速度定数と温度との関係
2.2.5 アレニウス式を用いた寿命推定法
2.3 アイリングの式による応力，湿度などのストレス負荷条件下の耐久性加速試験および寿命推定法
2.3.1 アイリングの式を用いた寿命推定法
2.3.2 アイリング式を用いた湿度に対する耐久性評価法
(1) 絶対水蒸気圧
(2) 相対湿度モデル1
(3) 相対湿度モデル2（Lycoudesモデル）
2.3.3 Sustained Load Testによる接着継手の温度，湿度，および応力負荷条件下の耐久性評価結果
(1) 接着剤A（一液性120℃/1h硬化エポキシ系）の場合
(a) 継手の活性化エネルギーEaの算出
(b) アレニウス式による応力負荷条件下の接着継手の室温における寿命の推定
(c) アイリング式の次数nの算出
(2) 接着剤F（二液性60℃/3h硬化エポキシ系）の場合
(3) フィルム型接着剤（177℃ 加熱硬化
ノボラック・エポキシ系）の場合
2.3.4 水蒸気存在下の材料の酸化反応促進メカニズムの第一原理分子動力学法解析結果
2.4 ジューコフ（Zhurkov）の式を用いた応力下の継手の寿命推定法
2.4.1 ジューコフの式
2.4.2 ジューコフの式による接着継手のSustained
Load Test結果の解析
３．接着継手の耐水性および耐油性に関する熱力学的検討および耐水性向上法
3.1 液体中における接着接合部の安定性の熱力学的検討
3.1.1 液体中における接着仕事WALの計算式
3.1.2 接着仕事WAおよびWALの具体的計算例
(1) 接着継手の耐水性の検討
(2) 接着継手の耐油性の検討
3.2 接着接着部の耐久性に水が及ぼす影響の実例
3.3 接着接合部の耐水性向上法
3.3.1 エッチング，レーザー照射などにより被着材の実質表面積を増加させる方法
3.3.2 接着剤と反応性を持つ官能基系のシランカップリング剤を金属表面に化学結合させる方法
3.3.3 化学結合により接着する方法
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